2017年の「鉄路展」が、8月28日(月)からいよいよ始まりました。まずは穏やかな気候のもとスタートを切ることができています。開幕3日目の会場からのレポートです。
夕方前に会場入りすると、子どもたちが遊歩道で遊んでいました。生活の中にちょっとおじゃましての写真展が、この街の中に溶け込めているんだなぁと毎年感じています。
テーマ「小樽」も、二週間の間にどんどん変化していきます。少し反り始めた印画紙も。それもまた、変わり続けていく景色の一部です。
今日の小樽の日の入りは18時15分。この時間の会場の刻々と変わっていく雰囲気には、独特なものがあります。日中から夕暮れ、そして夜へ。「鉄路展」ならではのさまざまな光景を味わっていただける時間帯です。
日の入りから約30分。照明の明かりがはっきりと届くようになってきます。昼間とはガラッと雰囲気が変わってきます。
夜になると、会場の明かりに、中央通りを歩く人も足を止めて気づいて下さいます。地元の方には帰り道の寄り道に、そして遠くからいらした方には、思わぬ景色を発見していただいているようです。
今夜も本州から自転車で旅行をしている方が立ち寄って下さり、すみずみまでじっくりと楽しんでおられました。
8月も残り2日。夜は結構肌寒くなる日もあります。
海からの風と山からの風が混じり合う小樽の街。写真も、見る人も、同じ風に吹かれています。そんな”風が見える”作品もたくさんあります。
一人ひとり、一枚一枚の写真と向き合いながら、思い思いの時間を過ごすことができる「鉄路展」。いつでもあなたをお待ちしています。
出展者は、在廊中「出展者」の名札を下げています。気になる作品、ご感想がありましたら、ぜひお声掛けください。
また、会場内のテーマ「小樽」の前にはアンケートボックスを設置しています。こちらにもぜひご協力いただければ幸いです(来年度の出展にご興味のある方もご記入ください)。
(ウリュウ ユウキ)
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