今年も、夏の終わりの小樽・旧手宮線に写真を手に一人、また一人と出展者が帰ってきました。そう、ここに”帰ってきた”という感です。
本展は8月最後の土・日の2日間を搬入日に充て、出展者自ら会場で作業を行っています。今年も搬入には絶好のコンディションの中、13時半に有志が会場入り。本部テントを立て、そして各個人の作品搬入を行いました。
まだまだ汗ばむ陽気の中、それぞれの表現を注ぎ込んだ写真を野外展ならではのディスプレイに仕上げ、会場はどんどん写真で埋まっていきます。本展ならではの個性あふれる展示は、今年ますますパワーアップしているように感じられます。
夕方前からは中央通り側に立てる看板、そして今年9回目を迎える全員参加のテーマ展「小樽」の張り出しが始まります。今年も昨年同様、50~70枚の2L/L判で、小樽を撮った写真を持ち寄りました。あっという間に看板と沿線の倉庫1棟の壁を”小樽の写真”で埋め尽くしました。
作業中にも、すでに会場内を通る方からお声をかけていただいたり、それに出展者が応える姿も見られました。
看板やテーマ「小樽」も、数々の写真で埋め尽くすスタイルは変わらないものの、よく見るとその年毎のテイストがあるような気がします。ぜひこれまでの展示と見比べてみてください(各年のレポートにも写真が載っています)。
今年は昨年を大きく上回る29名での開催となります。今日一日でも、ほぼその全貌が見えてきました。
搬入は明日も行われますが、会場は野外の遊歩道ですので、すでに設置済みの作品をご覧いただけます。お近くにお越しの節は、ぜひお立ち寄りください。
17回目の「鉄路展」、開幕まであと1日です!
(ウリュウ ユウキ)
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