北海道・小樽。北海道開拓の起点となったこの街は、北海道で初めて鉄道が走った街でもありました。
1880年(明治13年)、内陸の幌内炭坑からの石炭を小樽港へ運ぶことを目的に日本で3番目に建設された鉄道……手宮線の跡地を会場に、毎年夏の終わりに地元を始めとする写真愛好家・学生たちが集い、開催してまいりました野外写真展が、私たちの『小樽・鉄路・写真展』です。
原則毎年8月最終週~9月第1週の2週間開催しております。今年・2016年で第16回を迎えます。

『鉄路展』は、毎年出展者が自ら会場づくりをするところから始まります。そして一枚、また一枚と写真が集まってきます。
この歴史ある場所で写真を展示することへの誇りを胸に『鉄路展』という言葉を名前に冠していますが、決められたテーマおよび審査はありません。あくまでも自らの表現に正直で、真剣であること。そして、原則として出展者自ら搬入・搬出をし、協賛金として運営費用を出すこと。これだけを参加の条件として、たくさんの皆さまのご協力のもと、運営はすべて自らで行ってきたからこそ、参加者が自信をもって自らの作品を世に問える。これもまた『鉄路展』の誇りです。

小樽・札幌の学生や社会人、プロカメラマンも、趣味で写真を楽しむ人も。とにかく多彩な出展者が特徴です。作品の多くはこの街・小樽を被写体としたものが多いですが、もちろん風景、人物などその被写体は多岐に渡ります。
また、野外展ということで見せ方には出展者がアイデアを凝らしており、『鉄路展』の大きな見どころとなっています。風に吹かれ、時には雨に打たれながら、夏と秋の空気が入れ替わる小樽の空の下で写真を見る・見せるという他では味わえない雰囲気が、写真と見る人の距離を近づけてくれます。
各出展者個人の作品の他にも、沿線の倉庫一面に「自分にとっての小樽」をテーマとした写真を貼り尽くしたテーマ展『小樽』を2008年より同時開催しており、今年も開催いたします。

会場について >>

  • 2015年(第15回)のデータ ●開催日 2015年8月31日(月)~9月13日(日) ●出展者 30名 ●作品点数 約1,000点