2018 小樽・鉄路・写真展 開催概要

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今年も、晩夏の小樽の空の下、野外写真展『小樽・鉄路・写真展』を開催いたします。

2000年の第1回開催以来、自主運営とご近隣の皆さま、土地を管理されている小樽市のご理解とご協力のもと、小樽の街の写真展、自分たちの写真展という誇りを持って開催してまいりました本展は、今年18回目を迎えます。
夏草の中に一本のレールが伸びるここには、往時の小樽の雰囲気が色濃く残っています。この旧手宮線遊歩道は寿司屋通りから本展の会場を経て、かつての手宮駅であった小樽市総合博物館の前まで全線がつながりました。舗装され装いを新たにしたこの道も、小樽の風に吹かれ、街の歴史的な光景に徐々に馴染んできています。

夏の終わり、潮の香りと夏草の匂い、そしてどこかから届く秋風の混じる、小樽の街。この街角を、そして北海道最古の鉄路の空間を二週間お借りして開催する野外写真展。
変わっていくものと変わらないものがここにはあります。集う人も写真も変わっていきながらも、変わらないのはこの場所の持つ唯一無二の空気と、ここで「表現する」という思いです。
季節の境目の空気とともに、時には雨に打たれながら、昼と夜、じっくりと写真と向かい合う時間は、ここでしか味わえないものです。
北海道で初めて、わが国でも3番目に早く「陸蒸気」が走り抜けた1880年(明治13年)の鉄道開業から138年。”鉄路展”はこの地の歴史を今年もつないでいきます。
今年は例年より一週間会期を繰り下げ、そして1日会期を延長しています。皆さまとお会いできますことを楽しみに、お待ちしています!

●2018 小樽・鉄路・写真展
・主催……小樽・鉄路・写真展 実行委員会
・会場……小樽市色内2丁目10番地 旧手宮線跡地
 (JR函館本線 小樽駅/中央バス 小樽駅前ターミナルより中央通を徒歩7分 踏切跡地が入口です・マリンホール(小樽市民センター)裏手 地図・アクセスをご参照ください)

・期間……2018年9月3日(月)~9月17日(月・祝) 15日間
・時間……24時間 夜間照明あり(最終日 9月17日は17:00まで)
・入場無料

・協賛……有限会社 石崎電気商会・PRO SHOP カメラの川田


本展は、野外で開催する写真展です。
上記のお願いをお守りいただき、どうぞごゆっくりご観覧いただけましたら幸いです。
また、山側の路肩には常設の花壇があります。そちらにはお入りになられませんよう、よろしくお願いいたします。